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憂き身を窶す丑三つ時//面白い夢を見たときは、忘れないようにしたいものです
2006/05/21 (Sun) 虚無への供物




ドグラマグラなどと並ぶ三大奇書の中の一冊。

ドグラマグラを読んでいたので、何が奇書なのかと思ってしまったけれど、推理小説という枠の中で考えたらそういう見方をされるのだろうか。

推理小説というジャンルはあまり親しみが無いけれど、この本はとても面白く読めた。純文学としての毛並みが強かったからだろうか。

登場する人物達が、勝手にはじめた推理ごっこが偶然とはいえないくらいに事件とリンクしていってしまう。まるで、その推理ごっこが事件を引き起こしてしまったのかというくらい。

この小説を書き上げる為に10年近く費やしたそうです。

そりゃあ大作になるはずだ。

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2006/01/11 (Wed) 徳川家の血が混じってる




ツタヤで借りればいいやというCDがあるように、図書館で読めばいいやという本がある。

友達が頼んだのをちょっともらえばいいやというような料理があるように、表題になった短編だけ読めばいいやという本がある。

僕にとってこの本はそういうものだったけれど、今またすごい読みたいしすでに本棚に加わっていてほしかった。

いろいろとごめんなさい。

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2005/12/28 (Wed) オーデュポンの祈り




最近とても好きなのが伊坂幸太郎さんです。

奇抜なストーリーの展開の中にも、張り巡らされた伏線が綺麗につながって面白さの脈流を作り上げていきます。

頭良いんだろうなあと感じさせてくれる作家さんの一人です。

「陽気なギャングが地球を回す」はエンターテイメント性がかなり強いものでしたが、この「オーデュポンの祈り」はメッセージ性が強いうえで面白くてとても好きです。

皇太子顔しているところだけはちょっとだけ嫌ですけどね。嫌な奴そうで

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2005/12/10 (Sat) 空港にて




「空港にて」は、僕にとって最高の短編小説です。 by 村上龍



全部の短編が、時間を凝縮するという手法にのっとって書かれているので読み通すと飽き飽きしてくる。
やりたいことはわかるけど、面白いとは思えないなあ。


道場の方々にお会いした。雑多な人種が一つの頂を目指して切磋琢磨しあい、あげくに酒を酌み交わす。

悪くないと思います。

ロングコートに身を包んだ甘党は僕はまだ認めていませんけどね。

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2005/11/16 (Wed) 上も下も無い





すごい力作だと思います。ここまで長くして、だらだらしちゃったという見方のあるのかもしれないけれど、この長い作品の底にはずーっとひとつのものが流れていたし、そこまでして訴えたかったことなのではないかと思いました。

緩慢で怠惰な生活と峻烈で攻撃的な冒険、時には重力のように引き合ったり、宇宙の果てまで吹き飛ばしてしまうような斥力を感じながら運命という円環の中を、時には歩き、時には走り続ける。

青春が破綻しないように大事に過ごしていきたいと思います。

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