FC2ブログ
憂き身を窶す丑三つ時//面白い夢を見たときは、忘れないようにしたいものです
2005/06/26 (Sun) 近いようで遠い

penguin.jpg


「ペンギン村に陽は落ちて」 高橋源一郎

この人のおかげというかせいで、僕は小説を書いてみようなんて心持ちになったんだと思う。これで文学として評価されるなら、僕でも出来るんではなかろうか・・・。そんな調子に乗ってた頃が僕にはありました。

ちょっとなめてかかってはいたけれど、とても好きな作家さんであることは間違いない。

「好きな作家は?」とか聞かれたら、なめられないように『安部公房』だの『太宰治』だの『ヘッセ』だの言うけれども、内心高橋先生のことも大好きです。なんとなく高橋陽一と名前がかぶってるのが気にくわないですが。キャプテン翼ってあんま好きじゃなかったんですよ。高橋先生もきっと好きじゃないでしょうに。なんでそんな名前を・・。

この短編集はとても面白い。文学的な面白さというよりは、お笑い、コミックの面白さに近いのだろう。まあ、ほんの中でも自分でそういう風に自分を評価してるし。そしてシュールだ。『いつか同時代カンガルーになる日まで』という短編はまだシュールが何かとかつかみかけてなかった僕に完全なる指針を与えてくれた。

今でも忘れないフレーズがある。

・8種類ものフォークボールを投げ分けるドラえもん。

・その様子をコカコーラの自動販売機の陰からじっと窺っていたのはプロゴルファーのどらえもんでした。

まだ追いつけていない。でも先生は30くらいで文壇に上ったから、僕にはまだ時間がたっぷりある。

絶対追い越してやる。



スポンサーサイト



文庫 | trackback(0) | comment(1) |


| TOP |

カレンダー

05 | 2005/06 | 07
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

最新の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する