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憂き身を窶す丑三つ時//面白い夢を見たときは、忘れないようにしたいものです
2005/07/29 (Fri) 無限

我々の生きる社会は残念ながら憎悪、怨嗟が尽きることは無い。そんな中で自分の心にもそのようなネガティブなパワーが宿ることは少なくない。悲しいかな。

そんな時僕の心を鎮めてくれる方法としては、本を読むことだったり、音楽を聴くことだったり、人と話すことだったりと、人間は賢いから多くの方法を開発してきてはいるのだけれど、その中の一つで僕がよく用いるのは、万華鏡を覗くという、方法論である。

きっかけは本当に偶然だったんだけれど。六本木ヒルズにもの珍しがって出かけた時にふらふら歩いていたらなんだかこじんまりとした店があって、それまで重厚なビル群に取り囲まれていた為かなんだかとてもほっとしたのでそのまま足を踏み入れたのが始まり。

どうやら人があまり来ないのか、万華鏡のことを熱心に僕に教えてくれる店主。そんな熱意に惹かれて僕も割りと熱心に聞いて覗いて。

「万華鏡はね、二度と同じ顔を見せることはないんだよ。」

そう繰り返していた店主。今でもこれは覗くよと初級モデルの逸品を薦めてくれた店主。

今なら店主の言っていたことの意味が手に取るように分かる。いや、完璧に分かっていないのかもしれないけど、少しはわかる。数Aは学び終えたくらいのレベルにはいると思う。

刻一刻と連続的に変化していく文様を眺めていると悠久の時間を感じる。構造は単純な光学と陳腐な材料。でもそこにはそれ以上のものが詰まっている気がして世界の神秘、アンノウンなものの存在を信じさせるような力を持っている。

ちなみに僕が一番好きなやつは安物だけど景色が中央から外側はぶわーっと広がっていくように変化していき、僕は『ビッグバン』と呼んでいる。そんな大袈裟なというなよ。この表現は店主のお墨付きなんだから。

万華鏡を覗くときだけは僕は普通に眼鏡をはずす。万華鏡の織り成す美の砂丘に降り立つためかのように覗き穴に目が飛び込む程近づけて、僕の意識はそこに留まったまま、5分、10分と時間は過ぎていく。

ザ・ワールド

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