京都・奈良滞在二日目。
今日は非平衡系のダイナミクスのシミュレーションを中心にやる先生の話とお医者さんが趣味で物理していますみたいな人のお話。
伊藤先生はシミュレーションで森羅万象が把握できると思っているみたいだけれど、そのようなパラダイムで科学全体が動いていくにはまだ説得力に欠けていると思う。シミュレーションで解析するというのは基本的に現象論的な側面が強くて、あるシミュレーションに対応するモデリングというものが強い普遍性を持つ科学と呼べるのかは僕は結構懐疑的な姿勢で見ている。
まあ研究のツールは多い方が良いと思うから僕もちゃんとやってみたいなあとは思うけれど。
今日もゼリヤで。教授という奴はみんなが集まる食卓でまでアカデミックな話を延々としている。やれ、スピノザだ。やれ、中世ヨーロッパの文化だ、と。
博物館にいって、飾り物のナイトの持っていた槍を無理やり外してチャンバラしていた頃がとても懐かしく思えた。
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