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憂き身を窶す丑三つ時//面白い夢を見たときは、忘れないようにしたいものです
2005/11/25 (Fri) 暗幕あげてくださいよ




「自転車でどっか行かない?」

と言われたので、お婆ちゃんの隣の家の人に高級なマウンテンバイクを借りてまで、東京は駒込の六義園まで自転車で出かけた。

本当は銀座のワコウまで朝海ちゃんが飾りつけを担当したクリスマスツリーやら造型物を見に行こうとしたのだけれど、出発する頃にはワコウは閉店していたらしい。デパートなのに6時に閉店するとはどういう了見なのだろうかと疑ってしまうけれど、ワコウでお買い物をするような人種のライフスタイルに沿うならば、それが妥当なのだろう。市場主義とは合理的に動いているはずなのだから。

折角借りたのでマウンテンバイクに乗りたかったけれど、鋭角のサドルは若干下痢気味だった僕の肛門には父親の気まぐれで訪れた一番風呂のようにビリビリとした刺激を与えてきて耐えられなかったので、仕方なく朝海ちゃんのシティ車にまたがることとなった。今思えば、彼女はかなり運転が遅いので、マウンテンバイクのスペックの高さにあずかってよかったのかもしれない。

途中会話を交わしたのは信号待ちの時くらいで、あんまり遅くなりたくないという彼女の要望を叶えるためにも、僕は形式的に後ろを振り返るということをしながらも、前へ前へと自転車を進めた。颯爽と追い抜いていく自転車便みたいな人との熾烈なデッドヒートを終える頃には彼女は遠くで点になっているというくらいに。

そんなに一生懸命に漕いでも結局六義園までは二時間近くかかってしまった。まあ、高1の頃西日暮里にある高校まで3時間かけて行ったのを思えば割りといい記録なのかもしれない。

六義園は仕事終わりの社会人カップルや寂しさを紛らわす為に訪れた老人グループで溢れており、きっとここは面白いんだろうと思いながら園内を回っていたけれど、結局僕には何となく東京でない感覚がして奇妙に思えたくらいだったし、行きたい行きたいと訴えたあばずれも

「昼に来れば良かった」「昼に来れば良かった」

と悔恨の念を顕にしていた。

出店みたいなところで売っていたコーンポタージュがコーヒーカップで出てきて、なるほど物事というのはケースバイケースなんだなと思ったのが一番強い印象であり、だらだらと一周してお腹も減っていたのでそこを後にしてしまった。

これは本当によく分からないんだけど、行きよりも帰りの方が早くて楽に感じるのは何なんだろう。





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