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憂き身を窶す丑三つ時//面白い夢を見たときは、忘れないようにしたいものです
2006/05/13 (Sat) 今日 活き活き




日ごろの疲れを癒そうと思って箱根に温泉につかりに行った。

しかしながら、彫刻の森も小奇麗な公園もあまり興味も無い上にあいにくの天気だったので、何とかドライブで気を紛らわせようと富士山へと車を走らせた。

「樹海!!樹海!!」

と囃し立てたのはいいものも、一体どこがその核だったのか、自殺注意の立て札はどこにあるのか、それは今となってもヤミの中である。

前を走るバスは自殺者を乗せているツアーだなんて冗談めいて話していたけれど、真面目に企画を打ったら商業ベースには乗っているような話なんだろうなと思った。

スバルラインの中腹でとうもろこしを独り売っていた親父。

どうやったらあそこに辿りつくのだろうか、と投げかけられた問いに今ならこう答える。

死を覚悟して樹海に乗り込んでいったものの、人はそんなに強くないし、死ぬことなんてそんなに簡単に出きることじゃない。だから樹海に迷い込んだ後にやっぱりもう少し生きてみようなんて心変わりすることだって多々あると思うんだ。でも、そんなときに限って森は深い。まるでギターのその空洞が七色の音色を奏でる仕組みをunknownにすることによって若者の心を捉えて離さないように、出口を照らす光をさえぎって迷わせてしまう。でもそんな時、おっさんの焼くとうもろこしの匂いが迷える死にぞこない達を助けるんだ。3日3晩歩き続けた挙句、数キロ先から匂うあのとうもろこしが。だから、あのおっさんは本当の人助けがしたくてあそこにいるわけで、決していい加減な生き方をした結末なんかじゃないと思う。


夕方満を持して入る温泉よりも朝の6時半に眠いけれど仕事とやむを得ず温泉の方が気持ち良いと納得できる二人でよかった。小さいけれど、大事なこと。

そしてレジに5,6人いるコンビニに違和感を覚えて口を揃えて「ねえ、ねえ、ちょっと」と言い合えるのも、小さいけれどとても大事なこと。


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