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憂き身を窶す丑三つ時//面白い夢を見たときは、忘れないようにしたいものです
2006/02/26 (Sun) 樽に入ったり出たり

先日死海プールなるものに入った。

思えば僕と死海との間には、すれ違い、錯綜、仏滅、そんなネガティブな関係性ばかりだったような気がする。

漁師の息子でもないのに幼い頃から両親に「海は恐ろしいところだ」と教え込まれ、ただの海でさえそんな魑魅魍魎かのような扱いを受けているのに死海とはどれだけの命を奪ってきたのだろうと、富士の樹海のように一度入ったら出てこられないようなところなのだろうとその人間の生き血を吸い尽くす海への畏怖は膨れ上がるばかりだったのである。

そしてまず残念なお知らせが僕に飛び込んできた。

湖じゃないですか、あなた。 琵琶湖?

正直動揺は隠し切れなかったけれど、その頃から僕はポジティブに考えることは得意としていたから、たかだか湖なのに死海と銘打たれることはむしろ誇らしいことなのではなかろうか、そう思い至るまでに時間は費やさなかったように思う。三分に一回は魚の死骸が水中からぷかっと姿を現すような、この世の終焉のような死海像はこうしてまた取り戻されたのだった。

そして音も無く破滅を迎える。死海でバカンスをする西洋人の写真を見てしまったこと。浮き輪も使わずに死海に浮かび読書にふける西洋人の写真。言っとくけどそんじょそこいらの子供にサンタクロースはいないんだよって告知する残酷さなんかとは比べ物にならないほどの頓挫。何も信じられなくなるって。背中から翼を生やしたコックさんが大根のかつら剥きを生業にしているなんて誰が受け止められるっていうんだよ。

それ以来死海は僕の中で仄暗い部屋に閉じ込められている。子供の純真な想像や夢を殺す、そういう意味での死海だったのだろうか。何だよ、その三文説法。


浮かんでみた。

おおおおお、すげえ!!

唇めっちゃ沁みる!!

死ぬ、死ぬ、逃げろ!!

僕は意味の無い人生を送っているのかもしれない。

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