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憂き身を窶す丑三つ時//面白い夢を見たときは、忘れないようにしたいものです
2006/05/25 (Thu) 締結前の条例の静けさ

今日はライブがあった。しかしながら、ライブの出来とか夜な夜なTシャツ一枚で歩く心もとなさとか、そんなものを全て頭から取っ払ってしまうほどに久々に食したソース煎餅は美味しかった。

うちの親は本当に気まぐれで。シェフになられたらちょっと手に余るくらいの気まぐれなわけだけれど、今回はそれが功を奏してソース煎餅を買ってくるというナイスを生み出したわけである。

何年ぶりに食べただろうか。5年ぶり?10年ぶり?おそらく中学生の頃だろう。

ソース煎餅はお祭りでしか食べることが出来ない。そしてお祭りは夏にある。だから僕は、美味しい秋も、寒さにもだえる冬も、麗らかな春も、ソース煎餅のことを頭の中では完全に忘却しながらも体のどこかで待望しながら生きていたと思う。親からもらった500円を握り締めてお祭りへと行くと、とりあえず一周してからソース煎餅のブースへと足を運ぶ。別に一周なんてしなくてもそこに行くことは、重厚な蓑に埋もれて外界を感じたことのないみの虫にだって分かっていたことなのに。

300円をヤンキー上がりなお姉ちゃんに支払う。

パチンコでどの穴に落ちるか、ってタイプと、ボタンを押している間枚数が印字された電飾の間を光がかけめぐっていくってタイプとあるけれど、僕は後者が好きだった。盤上の光の配列は目まぐるしく移り変わり、しかしながらそれはランダムではあるものの法則に支配されている感じがして。

1 4 9 16 25 □

って規則性の問題を解くのとおなじ楽しみを感じていたのかもしれないし、ボタンを離したあとにゆっくりとピッ、ピッ、ピッ、、ピピピピピピーと帳尻を合わされたように10のところに落ち着いていくところに感じる大人のずるさに共感していたからかもしれない。

僕は梅ジャムが食べれないし、ミルクとか意味分からないので、チョコレートとソースを3:7くらいの数量の比率で混ぜてもらう。あんまりソースを塗ってくれないから、3枚重ねで食べなきゃつじつまがあわなくなったり。2枚重ねのソースのきつさが一番美味しいと思っていたとしても。

そして残りは200円しかない。もう一度やるには少しお金が足りないのだ。

そういう時、僕はヤンキー上がりに取り入る。愛嬌を振りまいて仲良くなろうとする。そして、働くのだ。それはもう大きな声を出したり、ソースを塗ったり、くたくたになるまでちょろちょろする。

そうすると、最後の最後にもう一度やらせてもらえるのだ。

僕のはじめのアルバイトは100円ぽっちの報酬だったけど、ボスは優しくて、例え5枚しか出なくても20枚くれる理想の上司だった。

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